自分がフィルムカメラを始めたきっかけは、彼女が使っていたフィルムカメラがきっかけだった。
昔から写真を撮ることは嫌いじゃなかった。(撮られる方は苦手だったが…笑)
カメラが好きな父親や母親に影響され、カメラに慣れ親しみある時フィルムにはまる…。
なんてこともなく、ありふれた家庭に育ちカメラはただのカメラだった。
それでも思い返すとフィルムカメラにハマるきっかけは多かったのかとも思う。
自分が幼い頃はフィルムカメラからデジタルに移行していく過渡期で、
両親が撮影していた写真フィルムカメラで撮影されていた。
幼い頃のアルバムは勿論のようにフィルム写真だ。
兄や姉が修学旅行に持っていっていたカメラもフィルムカメラで
自分が小学生の頃の修学旅行でも確かフィルムカメラで撮影していた記憶がある。
(あの時の写真はまだ残っているのだろうか…。)
いつしかデジタルカメラが主流になりフィルムカメラを選ぶことがなくなり、
気がつけば大人になっていた。
そんなある日、彼女が懐かしいものを持っていた。
使い捨てフィルムカメラの『写ルンです』だ。
もともとカメラが好きで写真サークルに入っていた彼女は
自分よりもカメラの経験や知識がありフィルムカメラにも興味があったのだ。
これがフィルムカメラとの出会いの始まりだった